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戸田市整骨院、専門疾患➂、坐骨神経痛。
2020/12/18
坐骨神経痛という言葉は皆様、聞いたことある方が多いと思います。臀部(おしり)、大腿、膝周り、下腿(すね、ふくらはぎ)、足先にかけての痺れや違和感、不快感、筋力低下、間欠性跛行(びっこをひく歩行)など、様々な症状を指し、これらの場所に起こるなにかしらの症状を坐骨神経痛と思われている方が多いからだと認識しています。しかし、坐骨神経痛という疾患名は無く、しびれ疾患の総称だというのが正式的な見解でして、これを理解されている方は少ないと思われます。代表的な、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニアは坐骨神経痛の中の一つの疾患だと考えて頂ければ正しいです。では、一般的に坐骨神経痛と言われている皆様が指されている症状はなにか?私が考えるに、臀部から大腿にかけての痺れや痛み、不快感のことを指すことが多いと見受けられます。これは、梨状筋症候群という疾患が一番近い症状ではないかと考えています。梨状筋症候群とは、足を酷使するスポーツや日常生活の中で、坐骨神経を梨状筋が抑え込むような形で圧迫してしまう疾患です。一概にこの疾患だということではないですが、この疾患だということも多いです。また、よく問診で聞いたりする中で、足先や下腿の辺りまで症状があったりして、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアじゃないかという場合も多いので、症状をよく聞くことがとても大事だと日々感じさせられる疾患・症状だと思います。しびれ疾患は放っておくと症状が悪化したころには、治療が長引いてしまいますので、早めの医療機関受診をおススメ致します。